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明日4/12はJ1第5節、鹿島アントラーズとの戦い。

東京は前節から布陣を変えて攻撃的に望む見込み。
一方の鹿島は前節、そして4-1で大勝したACLから大きくメンバーを変えてこない見込み。

シンガポールまで行って試合をして帰ってきたメンバーを、そのまま4日後の試合にスタメンで使う。
シンガポールで快勝はしたもののACLを苦手とする鹿島。
この選択は吉と出るか凶と出るか。

何気に東京はACL明けの相手に対して無類の強さを誇っている。
去年はACL明けの鹿島とガンバに勝利している。

ACLに出ているからと言って、日程の過密さはナビスコに出場しているチームも同じ。
試合のある日と移動の時間が異なるだけ。(果てしなく)

鹿島は確かに疲労しているかもしれない。
だが、鹿島クラス相手にそこは関係ないだろう。
あるとすればモチベーションの維持。

今年なかなかAWAYで勝てなかった鹿島がシンガポールで4得点の大勝。
AWAYアレルギーの解消で味スタにも気分よくやってくるだろう。

精神的な面で東京がつけ込めるところがあるとすれば、そこだろう。
味スタの攻略はシンガポールで4点取ることよりも容易ではない。(と願う。)
まさか鹿島が油断なんてしてこないだろうが、安心というのは無意識の中にあるもの。
特に若い選手の増えてきた鹿島。
あながち間違いではないのかもしれない。

ただし、若い選手の中でもハングリーな選手が確実に1人いる。
興梠慎三だ。
ルーキーの大迫にスタメンを奪われながら途中出場で2得点。
しかも後半ロスタイムに2得点。
普通のチームならとっくにスタメンを奪い返している。
現在、鹿島の中で一番強い気持ちを持っているのが興梠ではないかと思われる。

ポイントは失点を抑えつつ、どれだけ早く興梠を引っ張りだすか。
後半30分くらいまで0-0で興梠を迎える展開が一番怖い。
東京に当てはめると前半からカボレで消耗させて、ナオと達也を投入するようなもの。
マルキーニョスの強さと大迫の若さに消耗させられた後に興梠の投入。
磐田戦のように、何とか凌いでいる展開だと正直しんどい。

理想としては前半は0-0で折り返し、後半開始早々に先制する展開。
昨年から思い返してみても城福東京は実はこのパターンが一番勝っている気がする。
前半に先制するに越したことはないが、中だるみして大量失点という悪夢が頭にこびりついている。

戦うこと、諦めないこと、信じ抜くこと。
これをテーマに戦おう。





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