ナビスコ 清水エスパルス戦：『若さで奪ったベスト8』

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FC東京　3-1　清水エスパルス
得点：カボレ
　　　石川直宏
　　　赤嶺真吾

勝ちました。
勝って、予選B組首位で決勝トーナメントに進みました。

まずは、良かった…という気持ちです。
このグループが決まったときは、何だか嫌な予感がしたものです。
去年、リーグ戦で一度も勝てなかったチームがズラリと並び、実力が未知の山形という組み合わせ。

終わってみれば、負けたのは1試合だけ。
3節の千葉戦以降は、若手を中心としたチームでした。

リーグ戦でもスタメンに定着している米本拓司と権田修一はすっかりプロの顔に。
サイドバックの3番手の椋原健太は長友佑都の不在、中村北斗の負傷により巡ってきたチャンスを活かしました。
そして、千葉戦でプロデビューを果たした田邊草民は得意のドリブルでサポーターの心を掴みました。

この若い4人の活躍が、ベスト8への原動力となったのは間違いないでしょう。
ですが、もう一人忘れてはいけない若い選手がいます。

大竹洋平です。

このナビスコでは神戸戦でスタメン出場と決勝ゴールを決めていますが、ナビスコでの目立った活躍と言えばそれっきり。
羽生が負傷離脱しても出番は回ってこず、ちょっと心配です。

まぁ、これは大竹自身が越える壁。
羽生やナオ、達也といった経験のあるメンバーとのレギュラー争いも熾烈なら、若手同士でのベンチ入り争いも熾烈になったということが、このナビスコ杯でハッキリしました。

正直なところ、それでも一歩リードしてるのは大竹だと思ってます。
「あの左足は、それだけで客を呼ぶ価値がある。」
原博実が鈴木規郎を評したセリフを思い出します。


楽しみですね、これからが。
東京はJ1全チームの中で、このリーグ戦中断期間を最もウマく使えたチームだと思います。

対戦順も恵まれてた。先週が休みだったことも。
カップ戦に強い清水との対戦が、清水が既に突破を決めている最終節だというのも良かった。
運が悪いと思っていた組み合わせで下が、結果は恵まれていたと感じます。

京都戦で改めて露呈した決定力不足を、山形戦と京都戦では共に3得点と解消の兆しを見せました。
が、3試合続けて失点はしています。
若手の躍動は見えましたが、最終ラインは結局決まり切らないという感じでしょうか。

そして、塩田がベンチ入り後、不敗が続いています。
改めて、塩田仁史が東京の柱であると感じました。


ナオのこととかカボレのことも書きたいのですが、長くなりそうなので次回へ。



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